前回は「マネジメント」の重要性についてお話しました。
今回はそのマネジメントを変革するにあたってのポイントをお話したいと思います。
勿論、企業それぞれのやり方があると思いますが、ひとつの考え方としてご参考になれば幸いです。
さて、マネジメントを変えると言ってもそうそう上手くいかないものですよね。
上手くいかないのは、どういった要因が挙げられるのでしょうか・・・。
目次
マネジメント変革がうまくいかない理由
目的が明確でない
- 予算達成が目的?日々頑張って営業してるし・・・。
- システムを導入したら予算達成できる?そうじゃない・・・。
あるべき論ばかりで現実感がない
- 一般論としては理解できる。けど・・・。
忙しすぎて現状を変えたくない
- ただでさえ日々忙しいのに・・・。
評価につながらない
- 結局、評価は売上・利益だし・・・。
これら要因は私自身も身に覚えのある話です。
マネジメント改革のポイント
では、どうすれば変えていけるのかと言うと、マネジメント改革は組織全体で取り組む話であって人任せでは成し得ませんので、それを踏まえてポイントとしては・・・
現場に求められる行動まで目的を明確にする
- 目的を達成するために、現場にはどのような行動が求められるのか?
- いつまでにどうやって変えるのか?
マネージャーが主体となって自分たちのモデルを作る
- 経営層から言われるだけ、コンサルから言われるだけでなく、自分たちがどうしたいのか?
- 優秀なマネージャーをモデルにするのもひとつの手。
マネジメントにかかる作業負荷を軽減する
- ここはシステムの出番!
マネジメントのあり方を評価する
- 金銭だけとは限らない。
- マネジメントの工夫や取り組みそのものへの評価もすべき。
まとめ
詰まるところ、「マネジメント改革」って「組織力強化」への取り組みなんですよね。
CRMはどこへ行った?と思われるかもしれませんが、CRMはあくまで「支えるツール」ですので、CRM導入成功とは目指すべき姿であるマネジメントとそれを支えるツールが一体となっている状態を言うのではないでしょうか。