F-RevoCRM6.2が正式リリースされました。
シンキングリード株式会社はコンサルティングとシステム・インテグレーションを通して長年CRMシステムを多数のお客様へ導入してまいりました。そこから得た知見を今回のリリースに盛り込みF-RevoCRMにしかない機能を実現しています。
新しくなったF-RevoCRMを導入した後に行うシステム設定を数回に分けて詳しくご説明します。
ユーザー&アクセス制御 「役割」
前回は「役割」の設定をご説明しましたが、今回はCRMシステムで重要な機能になります「アクセス制御」についてご説明します。
ログイン
システム設定を実行するには管理者権限のあるユーザーでログインしてください。ログイン後ナビゲーションバー右上の歯車アイコンをクリックして「システム設定」を選択してください。
左メニューの「役割」を選択してください。
削除権限の無効化
大切な顧客情報を保存するのがCRMです。誤ってデータを削除しないように管理者以外は削除権限を無効にします。
(削除権限がある場合の画面)
変更したい役割をクリックします。
初期状態では「削除」にチェックがついて有効になっています。
チェックを外します。
削除メニューが非表示になりました。
役割による機能の制限
「役職の無い営業担当には操作させない項目を設定したい」と言った役割によるアクセス制御の設定が可能です。
例1 顧客ポータルサイト
有償サポートや特定の顧客にポータルサイトを公開する「顧客ポータル」という機能があります。営業担当にはこの機能を有効にする権限を与えない設定を行います。
「営業担当」の役割で「顧客担当者」を開きます。
初期状態では顧客ポータルは編集可能になっています。
ここを「読み取り」専用にします。緑のボタンを左へドラッグします。
ページの一番下の「保存」をクリックします。
例2 製品有効
「営業担当」には製品を有効にしたり無効にしたりする権限を与えないとします。
ここを「読み取り」専用にします。緑のボタンを左へドラッグします。
ページの一番下の「保存」をクリックします。
画面を比較してみます。
【顧客担当者】
権限の有るユーザーで操作すると「顧客ポータル」が設定出来ます。
権限の無いユーザーだと「顧客ポータル」の項目自体が編集画面に出ません。
【製品】
権限の有るユーザーで操作すると「有効」が設定出来ます。
権限の無いユーザーだと「有効」の項目が編集画面にでません。
このようにF-RevoCRMでは各モジュールの各項目に対して細やかなアクセス制御が行えます。
新しくなったF-RevoCRMを是非ご検討ください!
F-RevoCRM について
『F-RevoCRM』は高機能オープンソース CRM アプリケーションとして世界中で活用されている VtigerCRM をベースに、日本の企業文化に合わせシンキングリードが独自にローカライズ(日本語化)とバグ修正を行った 完全にフリー&オープンな高機能 CRM アプリケーションで、2011 年 10 月公開から既に国内 3600 社よりダウ ンロードされ活用されております。
【F-RevoCRM の特長】
- 完全にオープン&フリー・・・ライセンス料が発生しないため、費用を抑える事ができます。
- 統合型 CRM・・・マーケティング、営業、保守サポート、販売管理など、幅広い領域にて利用できます。
- 多機能・・・一般的な CRM 機能の他に Web To リード機能、顧客ポータル機能、メール連携機能、見積書作成管理機能などを標準で有しております。
- 簡易操作・・・多機能でありながら、シンプルで直感的で理解しやすいインターフェースになっています。
- 導入サービス・・・CRM 導入経験豊富なコンサルタントによる支援のもと、CRM 導入を成功に導きます。
<会社概要>
【社名】 シンキングリード株式会社
【代表者】 金丸 隆(カナマル タカシ)
【設立】 2008年7月28日
【資本金】 9,148,000円
【事業内容】コンサルティングとOSSを活用したシステム開発
【URL】 http://www.thinkingreed.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:シンキングリード株式会社
担当者名:徳田・高橋
TEL:03-6661-6801
Email:info@thinkingreed.co.jp
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