お取引先と接する機会の多い営業部こそ、情報管理は効果的に行う必要があります。営業部が管理すべき情報は多数あります。たとえば、お取引先の情報は案件を進めるうえで不可欠なものです。オフィスの住所や担当者の氏名や部署などの基本情報は商談・案件のどの段階でも必要な情報になります。さらに、これらの情報を管理していれば、引き継ぎを行う際や一時的に代理の社員が案件を担当する際にもスムーズに対応することができます。
案件単位での情報管理を行うことも重要です。商談が成立し案件として進めていくことになった際、案件の進捗状況や行うタスクが残っていないか、フォローすべき事項がないかを確認することができます。
また、営業活動の記録は活動報告として活用することもできます。いつ、どの方と商談をして、どれほどの進捗を得られたのかを記録しておけば、他の営業部社員や上司からのアドバイスを仰ぐことが可能になります。
これまでご紹介したように、営業部が適切に管理できるよう意識すべき情報は多数あります。これらの情報を適切に管理するためには、その管理方法に注意する必要があります。「情報の記録さえしていればいい」と考えていたり、「これまでそうしてきていたから」という理由で紙での記録・管理を行っているケースが多いです。情報の記録と管理を可能にするシステムを導入し紙での記録から脱却することで、情報の管理・活用の効果が発揮されるようになります。