先日行われた「CRM導入の課題とその解決法」に関するウェビナーでは多くのご参加をいただき、ありがとうございました。
本セミナーでは業務効率化のためにシステム導入を検討している方へ向けて、ビジネス現場でのITの変革から始まり、ERP/SFA/CRMの役割、CRM導入の課題と解決法といった内容でお送りしました。
ウェビナー動画(完全版)をご覧いただきたい場合はフォームからのお申込みをお願いします。
CRM導入を失敗しないための秘訣が満載のセミナーですのでぜひご覧ください!
ビジネス現場でのIT変革
昨今、ビジネス現場において当たり前のようにパソコンや携帯、タブレットなどを使った業務を行っています。
ビジネスにコンピュータが使われ始めたのは70年代からと言われており、1992年に日本でERPが登場し、2000年代には営業支援のSFA、顧客管理のCRMと次々に新たな業務管理のシステムが登場しました。
ERPシステムとは、会計管理・販売管理・人事給与管理など、自社の環境に依存し自社都合に合わせカスタマイズすることが主流でした。
自社においての生産性・効率性を高めることが目的であるため、ERPシステムの活用自体で大きな問題はありませんでした。
営業活動をどう見える化するかに注目。ほとんどの場合、案件管理などはExcelが主流。
案件管理において、お客様を知る事を念頭に置き潜在的なニーズを探る必要がある場合、Excelでは賄いきれなくなっていました。
そのために営業業務を支援するSFAシステムの開発が進められていきました。
段階的に入手した顧客情報を用いて適切なアプローチを行う中で、営業活動の主流が顧客とのリレーション構築が重要視されていくと、
マーケティング活動に注目し、営業活動もアップセルやクロスセルなどの影響でどんどん複雑化していきました。
そんな中でCRMシステムの必要性が高まっていきました。
なぜ使いづらいシステムになってしまうのか
売上アップを目的とした全社視点からの要望と、部署ごとの業務視点からの要望を掛け合わせようとするとシステム化が目的となってしまい、結局何のためにシステム化するかが見落とされがちです。その結果、営業活動のみを効率化できるExcelにもどってしまい、システム導入が意味のないものになってしまうかもしれません。
では、システム導入の成功のカギとなるものは何でしょうか?全社をあげて本当にやるべき事とは?