CRM導入を成功に導く為に

〜NEXTシステムズ様〜

勉強会開催の背景

CRMは請求システムや勤怠システムとは違い、「とにかく導入すれば業務効率が向上する」というツールではありません。

  • 導入前より手間がかかるフローになってしまった
  • 社内の運用ルールをとくに決めなかったら、使い方が属人化してしまった

など、CRMを導入したもののうまく社内の業務フローに落とし込めなかったというお悩みは後を絶ちません。
このような事態を招かない為に、導入前に以下のポイントをおさえて準備をすることが大切です。

CRM導入までにすべき準備のポイント
  1. 課題を洗い出す
  2. 導入目的を明確にする
  3. 業務フローを整理する
  4. ダブり(二重入力)を整理する
  5. 共通言語を作成する

これらのポイントをおさえることでCRM導入成功に大きく近づけることができます。

とはいえ具体的にどんな準備をすべきなのか、どういう順序で進めていけばいいのか、イメージしにくいと思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

実際にF-RevoCRM Cloudをご利用いただいているNEXTシステムズ様より、

「利用をスタートしたものの、社内への定着や具体的な業務への落とし込みについて、どのようにすればいいのかが今ひとつわからない。本格運用に向けてサポートをしてほしい」

とご要望をいただきました。

以前に別のSFAツールを導入して「業務フローを整理する」段階でつまづいてしまったご経験から、まずは「顧客関係性の整理(CRM)から」ということで、F-RevoCRMの使い方の指導とあわせて「業務フローの整理の仕方」に焦点をあてたフォローをしてほしいというリクエストでした。

そこでWEB会議にてF-RevoCRM勉強会を開催いたしました!
今回、一部ではありますがF-RevoCRM勉強会の内容をご紹介させていただきます!

導入前準備のポイントと勉強会の目的

事前にNEXTシステムズ様に現状をお伺いさせていただいたところ、【CRM導入までにすべき準備のポイント】の1~2は既にクリアされていました。

01

課題を洗い出す

  • Excelや紙での管理だと人材流動の対応が非常に困難
  • 業務が属人化しやすく、新しい人が入ってきた際に引継ぎが伝言ゲームのような状態になってしまう
02

導入目的を明確にする

  • 脱属人化
  • 顧客に合わせた業務プロセスへの切り替え

その為、以下の3つをご理解いただくことを勉強会の目的として定めました。

  • F-RevoCRMはどのようなシステムなのか
  • 業務の中でどのように有効活用できるのか
  • どのように業務内容を整理するのか

勉強会の流れ

F-RevoCRM Cloudではトライアル期間を設けています。

トライアル期間中に「F-RevoCRMにはどのような機能があるのか」「自社の業務にどう利用できるのか」を明確にすることがシステムを有効活用するための重要なカギとなってきます。

そこでシンキングリードが実際にF-RevoCRMをどのように業務で活用しているのかご紹介いたしました。

シンキングリードの業務フロー図の流れに合わせて、以下のような機能について実際にデモの実施を交えつつ、ご説明させていただきました。

  • マーケティング、インサイドセールスでの活用方法
  • 営業活動での活用方法(案件管理、見積請求)
  • 保守・運用サポートでの活用法(カスタマーポータル)
  • その他、施策管理(プロジェクト)、レポート機能

勉強会(リモート開催)の様子

シンキングリードの業務プロセスから業務フロー図を作成

また、シンキングリードの業務フローのご説明の中でNextシステムズ様の業務内容についてもヒアリングさせていただき、簡易的な業務フローイメージ図の作成もさせていただきました。

NEXTシステムズ様 業務フローイメージ図

勉強会を終えて…

<NEXTシステムズ 森島社長のコメント>

事業を長年続けて行く中で、当社の問題点として、

  1. 業務が属人化してしまい、新しい人が入ってきた際に引継ぎが伝言ゲームのような状態になってしまう
  2. Excelや紙での管理だと人材の入れ替わり時に、ルールの曖昧さが露呈し情報の整理整頓が困難となるケースが散見される
  3. この結果、顧客の基本情報や取引履歴情報が散乱し始め、集約ができなくなっていく

などが顕在化していました。

この原因は、顧客管理の基礎知識や顧客関係性構築のノウハウが、私の頭の中にしかない状態でうまく他のメンバーに引き継げていないことだと考えていました。

これを少しでも解消するために、2021年にSFツールの導入を 試みましたが、失敗。

理由は、顧客管理や販売管理について、管理業務の体系化をしないまま導入に着手してしまい、整理整頓ができない状態でデータ移行などを行なったためでした。

そのため一旦導入をストップし、(シンキングリードさんに勉強会を開催して頂き、)F-RevoCRMを活用しながら、顧客情報の整理整頓やマーケティングからセールス、そしてサポートに至る、一連の商取引に関する知識を社内で共有するところから再スタートを切りました。

F-RevoCRM Cloudとは

F-RevoCRM Cloudは、顧客情報を中心に営業(案件)、マーケティング、問合せ、販売管理などの顧客に関わる情報を紐づけて一元管理できる顧客管理システムです。

社内全体で利用できる機能が標準搭載されているにもかかわらず、月額費用のみでご利用いただけます。

F-RevoCRM Cloudの活用がおすすめな理由

冒頭でも述べたとおり、CRMは「とにかく導入すれば業務効率が向上する」というツールではありません。

システム導入と運用を成功させるには「課題の洗い出し」や「業務フローの整理」「共通言語の取り決め」など、事前準備が必要不可欠です。

これらの準備を他の業務と並行して進めるのは一苦労…。そもそもシステムを触る前でイメージがわかない…。

そんなお悩みにF-RevoCRM Cloudのがうってつけです!

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