前回に続き「オープンソースのCRM、活用のポイント」第2弾です。 前回は「システムを人(業務)に合わせる」というものでしたが、今回は「他業務システムとの連携」について少しお話したいと思います。 そもそもCRMは単体でも使えることは使えるのですが、どこの企業も様々なシステムが導入されていることから、CRMをより便利に、より効果的 に、と考えれば、他業務システムとの連携は否が応にも検討の俎上に上がります。 では「他業務システムとの連携」を念頭にした時のCRMの活用ポイントって何でしょうか? それは・・・ ①現場の業務負荷を下げる ②情報を一元化する ③使わざるを得ない仕組みにする ・・・です。 せっかくCRMを導入するからには、使ってもらわなければ、導入した意味がありません。 しかし、使う側の業務負荷が高まっては、使われなくなっていくことは自明であり、中でも各システムに同じ情報を入力する、二重入力ほどバカらしいことはありません。 そういう意味ではCRMと他業務システムを連携させて二重入力を回避し、現場の作業負荷を軽減することはとても重要であり、さらに情報の一元化も、CRMを使う以上、実現したいですよね。 (情報が分散されている業務システムって、使うにしても管理するにしてもめちゃくちゃ大変そう・・・) ①、②は前述の通りですので比較的分かりやすいポイントかと思います。 では③はと言うと、何か強制感が漂いますが、それはあながち間違いではありません。 とは言え、ムチで叩いて「使わせる」って意味ではなく、例えばCRMと基幹システムを連携させることで、CRMも基幹システム同様、「使わなければならない」システムにするという意味です。 CRMと基幹システムを連携させることで、情報の入力負荷軽減(二重入力回避)だったり、情報の一元化だったりといった①、②のようなポイントに も繋がりますが(オープンソースCRMを活用する上で、基幹システムとの連携カスタマイズは事例として結構多いです。)、さらに③を実現することで現場のCRMへの利用意識を高めることに繋がり、それが結果としてCRMの定着化となれば(CRMはただでさえ定着化が難しいと言われるシステムだけに)CRM導入の「甲斐あり」と言えるのではないでしょうか。 今回お話したポイントはオープンソースに限らずパッケージでもSaaSでもCRMである以上、同様に重要なポイントなんですが、やはり前回同様、ここでもオープンソースならではの「カスタマイズのしやすさ」が活きてくるんですね。 次回はオープンソースCRMならではの、導入に際しての留意点とも言えるポイントをお話したいと思います。 侍ジャパンは、もう準決勝。 またも韓国戦。 そして再度「先発 大谷」で臨む準決勝、当然韓国も予選のリベンジに燃えてくると思うので、これまた楽しみです。 そう言えば、錦織くんのツアーファイナル、次のフェデラー戦に勝っても、ジョコビッチが負けない限り、決勝トーナメントには進出できない状況のようで・・・。 最後まで望みを捨てず応援します。 (しかし、フェデラーだ、ジョコビッチだ、テニス界のレジェンドになるような人たちと渡り合う錦織くんって今更ながらにスゴいですよね。) それでは今回はこのあたりで・・・。