そんなヘルス&ケア用品事業において、シンキングリードの「F-RevoCRM」を導入した事業部長の渡邊祥一郎さんは、CRM(顧客管理)の先進国であるアメリカで、現地企業に勤めていた経験がおありです。
アメリカでビジネス経験を積んだ渡邊さんが、この「F-RevoCRM」を選んだ理由は何だったのでしょうか。
F-RevoCRM は今のところは標準機能で利用しており、特にカスタマイズはしていないとのこと。
これは、まず「F-RevoCRM」の顧客管理、営業支援の部分をしっかり活用し成果を出そうと考えたからです。
では、実際に業務で使用している方は、どのような感想を抱いているのでしょうか。百貨店などをクライアントに抱える奥久保結子さんによると、それまではExcel で顧客データの管理をしていたそうです。
この場合、取扱品目が多かったりすると、項目を探すのに時間がかかったり、使い勝手の悪い面が多かったとのこと。また、ファイルが共有になっていても、更新を反映し忘れるといったトラブルもあったといいます。
百貨店などの小売りに対して、もうひとつの柱と言えるのが、病院や介護施設を対象にした法人取引です。こちらでは小売りの法人取引とはまた違った難しさがあると、担当する鈴木和明さんは語ってくれました。
「病院や介護施設向けの営業活動というのは、学会や展示会に見本を展示し、商談のきっかけを作るところから始まります。病院などの施設は予算編成の関係で、すぐに商談が始まる訳ではなく、まずクライアント側で予算を通してから、私たちの方へ『あれが買いたい』という形になることが多いんです。このため、展示会に来場されて、実際に本格的な商談が始まるまでにタイムラグが生じてしまいます。」
タイムラグが生じてしまうことによって、商談を進める際に「いつの、どの展示会でお会いした方か」ということを結びつけるのが、どうしても難しくなるといいます。こういった時も、F-RevoCRM なら出先で情報が更新できる為、時間がたってからの商談開始時にも「あの時のお客様」のデータをすぐに呼び出せます。データが常にクラウド上にある安心感が、出先で仕事に集中しやすい環境を作っていると言えそうです。