CRM導入の目的・・・その1


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さて今回からは少し「CRM導入の目的」についてお伝えしたいと思います。
何回かに分けてのお話となりますので、しばしお付き合いください。

CRM導入を控えた、とある会社での会話

A君 「今期の数字ヤバイね」
B君 「この不況下だからある程度は予想してたけど、それにしてもキツイよな。そういや、今度営業管理のシステムが導入されるらしいぜ」
A君 「ああ、なんか部長からメールきてたね」

B君 「何か知らないけど結構金かかってるらしいぞ、そのシステム」
A君 「本当かよ! ありえないな~。経費削減とか言って、コピーすらまともに使わせて貰えないのに! そんな金あったら、俺らに還元しろってんだ。その方がよっぽどモチベーションが上がって成績上がるよ」

B君 「なんか行動とか、逐一管理されるらしいぜ」
A君 「ゲッ。俺ら管理される為に、小難しいシステム覚えて、社内でパチパチすんの? そんな暇あったら訪問一件でも増やした方がいいじゃん」

B君 「社長の肝入りだから、部長も息巻いてるよ。当分は無理やりでも入力させられるんじゃない」
A君 「で、しばらくしたら失敗でしたって? うちのシステムって、いつもそのパターン。ところで今回のこのシステムの導入って、誰が中心で進めてんの?」
B君 「営業企画のC室長」
A君 「うわ! 出た。あのおっさん、本当に営業イジメルのが好きだな。なんかExcelとかで色々なもの作っては記入しろとか言って来て。効果あったものなんか一つもないぜ」

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(D課長が外出先から戻る)

D課長 「おっ、お前ら残業か?」
A君 「ええ、まぁ。ところで課長、今度の営業管理システムの件、課長はどう思います?」
D課長 「どうって、会社が決めたことなんだから、きっちりやらないとまずいだろ?」

A君 「でもシステム入れる前にもっとやることがあると思うんですが……」
D課長 「そりゃ、そうかもしれないが、俺は導入の決定には関わってないし、上がそうしろって言うんだから。従うのがサラリーマンってもんだろ?」

A君 「でも、それじゃ何か納得できないですよ。システム使って数字が上がるんですか? ボーナス増えるんですか?」
B君 「まぁ、そんなこと言ったところで始まらないよ。俺たち営業は、やることをきっちりやるだけだって。ですよね、課長?」
D課長 「そういうこと。こんな話いくら続けても売上には繋がらない。お前らもさっさと仕事片付けろ。訪問前準備とか色々やることはあるだろ!」
A君 B君 「はぁい。。」

かくしてCRMは導入された……。

CRM導入の目的はどこに?

この会話のどこかに「目的」らしきものは見えますでしょうか?
もし目的はあったとしてもA君・B君には知らされてもいません。

このままだとシステムを導入しても効果を得られるか……期待は薄いと言わざるを得ません。しかし、こういった状況でCRMを導入してしまう、現実にある話なんです。

今回は「CRM導入の目的」と書いておきながら、前振りだけで「何だ、それ?」と思われるかもしれませんが、次回以降もこの点について話を進めていきます。ご期待ください。

もう12月ですね。
今年も終わりに近づいてきました。
とは言え、まったくそんな実感はないのですが……。

それでは今回はこのあたりで。