今さらですが、様々な分野でオープンソースが存在してますね。
それぞれのコミュニティも活性化していて、オープンソースそのものの認知度は決して低くはなく、それこそ自社システムでオープンソースを活用する企業、オープンソースをビジネスとして展開する企業も多く存在しています。
当社はCRM分野でオープンソースを活用したビジネス、サービスを展開しているのですが、数あるオープンソースの中で「オープンソースのCRM」について、今回は徒然なるままに書いてみたいと思います。
さて、世の中の、特に日本国内の企業では各ベンダーが提供しているCRM/SFAパッケージを利用されている企業が多いのが実情です。
CRMやSFAのパッケージはそれこそ星の数ほど(は言い過ぎですが・・・)あって、各社の特色、特徴などあって一概にどれが良いとか悪いとか言えるものではないのですが、そうした中でオープンソースのCRMってどうなんだろう?と思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと(個人的見解です。)パッケージはパッケージの、オープンソースにはオープンソースの特色、特徴というものがあって、どれが自社に合うのか(あるいは自社のお客様に合うのか)、またCRMシステムをどう活用していきたいのか、そういった視点で選択することをお勧めします。
ではオープンソースのCRMって何が良いのか・・・。
この問いには色々回答はあるのですが、真っ先に出てくる回答は「自社の業務に合わせてカスタマイズしやすい! それでいてスクラッチで開発するより圧倒的に低コストでできる」です。
つまりオープンソースのCRMの良さって必要な機能を兼ね備えていながら、かなり自由にアレンジ、カスタマイズできる点(勿論、低コストっていうのも大事ですよね)が大きな魅力のひとつということですね。
例えばスーツを買うときに「イージーオーダー」を選択して、ある程度の型はあるけど、細かいところも含めて自分の体や好みに合ったスーツを仕立てる・・・オープンソースのCRMもそんなイメージでしょうか。
CRM/SFAシステムを使われる企業もそれぞれ業務は千差万別、自社の業務に合ったシステムを導入したいと考えた場合、スクラッチで一から作るのも、ベンダーに依頼してパッケージをカスタマイズするのも選択肢のひとつではありますが、アレンジ、カスタマイズのしやすいオープンソースはかなり有力な候補になり得ると思います。
あるいは段階的なシステム導入を行って、システムを育てていくといった方法にもオープンソースのCRMは適しているようにも思います。
色んな考え方があるとは思いますが、ひとつの考え方として、参考になればありがたいです。
そもそもCRMやSFAに限らずシステムは上手く使ってこそナンボですから、パッケージでも、オープンソースでも上手く使っていただきたいですね。
それでは今回はこのあたりで・・・。
次回も少し「オープンソースのCRMの良さ」について、別の視点で徒然なるままに書いてみたいと思います。
そう言えば、今日から明日にかけて日本中で爆弾低気圧の影響が心配されています。
関東では今夜から明日の朝がピークのようで・・・。
皆さん、お気をつけて。